格差バブルの時代(とか何とか)

自宅--といってもアパートですが--から一番近くかつ最も栄えてる最寄駅との行き帰りの途中にあるので引越し以来十年以上愛用してた「ファミリーマート」(以下「ファミマ」)が閉店し、「ショップ99」になってました。

「ファミマ」には無印良品のコーナーがあってよく使うノートや替えティッシュペーパー・替えトイレットペーパーなどが買え、みずほFGメインのCDが使え、ぴあのWebサイトで予約したチケットを発券できる「デジポケ」端末もあって、自分には非常に使い勝手がよかったのが、いきなり大不便になってしまい。

今日もサッカーの試合観に行きましたが、いつもなら駅に行く途中で寄ってチケット受け取れるけど出来ないもんで、もう一軒遠くにある「ファミマ」に行ったら、「ブックオフ」になってました。……なんてこったい!

ブックオフ」は最寄の駅前にも出店してて繁盛中。「ショップ99」も近所の人たちでけっこう流行ってる。
自分も三個99円の森永のヨーグルトとかバナナとかお菓子や果物、適当な日用品などを買うようになったり、新刊以外の文庫本や新書は「ブックオフ」で探すようになったり、家計的に助かってるところはあるけれど、似たような状況は日本全国あちこちの街々で起こってるんでしょうね。

銀座等、都心の大繁華街にはフランスやイタリアの列強ハイブランド店がドカンとビルを建て、六本木には新しい街ができて4月から本格的に立ち上がり、湾岸地区はいまだに超高層マンション建築中。二十年前と同期するようなバブル気配は あるけれど、当時とは構造が違うというか上昇する層の厚さが違うなあ。上の方は上の方でリニューアルしてるけど、取り残される中下層もまたリプレースされ ている。質が違う複数の構造転換が併行して進んでるような分裂状況。今までもそうだったのかも知れないけど、さらに傾向が強まってるということかな。

肌身で感じるバブル格差。十年後の日本から今この2007年はその両方の言葉で語られるようになるのでしょうか。