ホーム&アウェー

ホーム10勝1敗1分、アウェー2勝5敗5分。ホームでは強いのにアウェーで勝てない今年のジェフ。レベスタでもアウェーの今期観戦初勝利を見ることは出来なかった。

……ってことは、もしや他もそうなのかも、よそもホームは強いからうちもアウェーで勝てないのかもなんて思い、アウェーで負けた5チームの戦績を調べてみた。()内は引き分けを除いて計算した勝率。

福岡: H 9勝2敗1分 (81.8%) A 4勝4敗3分 (50.0%)
岐阜: H 7勝3敗2分 (70.0%) A 3勝9敗0分 (25.0%)
水戸: H 5勝3敗3分 (62.5%) A 1勝6敗5分 (14.3%)
岡山: H 3勝7敗2分 (30.0%) A 2勝7敗2分 (22.2%)
徳島: H 6勝3敗4分 (66.7%) A 5勝5敗1分 (50.0%)

うーむ、どこも程度の差はあれ、ホームの勝率がアウェーを上回っている。
エルゴラに「千葉を飲み込んだレベスタの魔力」なんて書かれた福岡はやっぱしホームで強かった。岐阜や水戸も(ジェフほどではないけど)見事な内弁慶ぶりだ。

だから、ジェフがアウェーで負けたのも仕方ない……なんてことはもちろん全然ない!

とにかく、これだけでは何も意味ないし、他の様子も気になったので、結局、全チーム、得失点も併せて調べることにした。
結果は……テキストだとあまりにも訳わからなくなりそうなので画像で。いちおう第25節までの勝ち点順。


うーむ、ほとんどのチームがアウェーの勝率よりホームの方が高いなあ。
アウェーが上回っているのは……柏と甲府、熊本だけ。

しかし、柏はアウェーで全勝、甲府は勝率9割という何だそれ。そしてホームでも各々9割、7割強というハイレベル。得失点にしてもバランスよい。順位に相応しい成績と言うしかない。

翻ってジェフのデータを改めて見ると、ホームでは勝敗、勝率、勝ち点とその平均、得失点とその差、全てJ2トップである。福岡や甲府、柏にも上回っている(僅差なのもあるけど)。

一方、アウェーの成績はと言うと、勝率は下から6位で上から15位。得点は5位タイ、そして失点が下から7位タイ、上から11位タイ……。
平たく言うと先ずはホームで攻めてくる相手に対して十分守れてないということか。
いやもうここまで極端だと正直よくわからんです。

「勝ってる時は動かさない」だったか、そんな格言(?)に順じてるようなところが、相手のスカウティングや戦術立案をラクにしてる気がしたりするけれど、それもきちんと調べないとはっきりしたことは言えないし。

試合後の監督インタビュー

Q:アウエーで成績が極端に悪いのは原因があるのか、たまたまか?
江尻監督: 原因がなければこういう結果になっていない。その原因は僕の中ではいくつかキャッチしているので、これからもアウエーの戦いがあるので今ここではいえませんが、しっかり修正していきたいと思います。


原因が掴めたなら対策も打てる……はず。頼んます、本当に。

残るアウェー戦は、富山、横浜FC、札幌、東京V、草津、そして愛媛。どのチームもホームでの戦績は悪くない。富山だってアウェーでは勝ててないけど、ホームでは五分に近い。
でも、勝つしかない。

そしてホームの相手は、柏、栃木、水戸、甲府、北九州、徳島。柏と甲府、アウェーでも関係なく強いチームも残ってる。
それでも勝つしかない。

先ずは今週末の柏戦。アウェー初の黒星を付けてやる、三年越し(多分)の決着を付けてやる、とにかく勝つ、そんなフクアリの空気になることを願い、信じてる。

P.S.
もちろんホームで強いのは素晴らしいことだと思ってます。:)