ピラミッドの底はネクストマーケット
9/2(金)、経団連会館でクレイトン・クリステンセンの講演。破壊的イノベーションは市場のローエンドに入って、しばしばそれまでユーザーでもなかった層(non consumers)を新たな客にするという読み慣れたイノベーションのジレンマな話も、背高な本人の口から直接聴くと鮮明に見えて来る。
“ノン・コンシュマー”。今までコンピュータもネットも触ったことがなかった人たちをユーザーにするってことか。
そのキーワードが引っ掛かったまま、週末、地元のABCに寄ったら『ネクスト・マーケット』が並んでた。原題が"The Future at the Bottom of the Pyramid"。世界のピラミッドの底辺(BoP)が“次の市場になる未来”に!
著者のプラハラードは『コアコンピタンス経営』の共著者でもあるビジネススクール(ミシガン大)の先生だけど、の本気の着地点はそこだったのか。
そして今日目に入ったのが↓のコラム。シンクロニシティと言ってよいのかなー、少々導かれる感覚。まじめに考えよう。
『ネクスト・マーケット』では、『ブルー・オーシャン戦略』に取り上げられていたメキシコのセメント会社・CEMEXのケースもより深く分析されていた。そもそもの直近の始まりは“ブルー・オーシャン”だったのかも?