まだ……

昨日のこと、時間が経つに連れて整理できなくなって来る。一目見ておきたいと思って行っただけなのに、わけわからん思いが沸いて来る。悔しさ、せつなさ、そして怒りのようなもの。そもそも何で見送らないといけないようなことになったんだ?!と。

そういう時は飲んで寝るに限る……たぶん。
読み拾ったネタだけ貼っとく。

先ず某所より。読んだ人大勢でしょうけど。ソースはありませぬが、「サカひひょ」最新号の木村さんのインタビューや昨日今日の新聞記事と重ね読んで妥当性高いかもと思た。

202 名前:U-名無しさん@実況はサッカーch 投稿日:2009/01/04(日) 18:10 id:NYLEhVff0
オシムコメント
「いままで私は自問自答してきました。私自身、日本で何事かを成し遂げたのだろうかと。
その答えはいまだに出ていませんが、今日この時この場に私を見送りに来てくれたたくさんの人々がいることで、そんなことは考える必要がないと思い直しました。
何かを成し遂げたかを自問するより、私が日本の人々から受け取ったものを感謝し大切にしてゆくことの方がはるかに重要だということです
私は人生の中で数えるほどしか泣きませんが、きょうはそのうちの一つ。感情をコントロールするのが難しい。とてもうれしい。
東京オリンピックの時から積み重ねた日本への想い、皆さんの支えに心からお礼を言いたい。ありがとう。」


今日あそこにあんなに集まったことが親父さんの無念さや悔いを少しでも和らげられたならよかった……と思いたい。

「サカひひょ」最新号、再び。

しかし、オシムは再びサッカーをするために帰還してきた。まだ自分は日本で痕跡を残していないという。日本のサッカー界は彼をどう扱うのか。もはや欧州の至宝を「劣情」や「政治」で汚してはならない。彼と仕事をするのは、協会なのかJリーグのクラブなのか、いずれにしても義を持って見識と勇気を示す時だ。(p017)


NHK・山本浩アナの投稿の他、「東中」という公の場でも無念さは伝えられていた。

関係者の話では直前まで契約延長の方針だったが急転。退任を告げられたオシム氏は少なからずショックを受けていたという。


そんなあつかいを受けながらも、原点の東京五輪にさかのぼって、日本にはよい思い出しかなかったかのように語ってくれる親父さん。まいる。めちゃまいる。その懐の大きなポジティブさに。

今年5月、三顧の礼を尽くしてアドバイザーに迎え入れながら、体制が変わり“リストラ"。日本サッカー界は大きな財産を失った。


「東中」の言うとおりだ。日本サッカー界は大きな財産を失った。しかし、そのことに気付かないヤツらがまだ残ってる。……支える側のはずの人たちの中にさえ。

投票箱.com 「オシムとの契約を更新しなかった日本サッカー協会の選択をどう思うか?」の回答中、「評価しない」側から。

  • とにかく現状を把握して考えるべき。
  • 現実は「代表監督として結果を残せなかった」、これが全てだ。
  • 評価しないと言ってるやつは、自分が岡田監督の立場だったら、という想像力を少し働かせてみようか。JFAがなにより大事にしてるのは「現」日本代表だってこともね。
  • JFAを評価しない人は感情で物を言い、評価する人は現実問題としてとらえている。
  • 分かってる事実は、オシムが倒れて代表監督が交代したこと、再発したら命の危険があること、アドバイザーになったこと、アドバイザーの契約が更新されなかったことだけ。


“「劣情」や「政治」"がもたらした結果に過ぎない“現実"に折り合い付けるためだけの屁理屈などいらない。