自炊男子01

近ごろ専ら自炊生活だ。ほとんど外食してないや(飲み会は別)。
でも“自炊男子”ではないらしい。

「弁当男子増加中」というニュースが話題になり始めたのは、昨年12月初旬。「景気が悪化して、少しでも支出を減らしたいから?」と思われたが、実態は必ずしもそうではないようだ。

弁当作らないし……つうか作れない。
作るのは晩ごはんと休日の朝昼限定。それも大半がパスタなもんで。残りモンで弁当というワザが使えない。

もちろんレトルトや缶詰というワザも使ってない。いちおうソースからいろいろ。オイル系ならニンニクだけとかアンチョビとか。具はキャベツと桜エビやらベーコンやら。アサリ、キノコも時々参加。トマト系ならアマトリチャーナとかブルスケッタとかアラビアータとか、エヘヘ。キノコはよくからめる、シメジにマイタケにエリンギに。

カルボナーラもやる。田舎から粒ウニのビン詰め届いた時はウニと生クリームでうまかった。ボロネーゼつうかミートソースは時間かかるけど一回で二三食分。だから連休はミートソース祭り。

パスタの他はカレーのルーとかホワイトソースとか作ったり。いつかピザ(もどき)も試す予定。あとトリ焼いたりシャケ焼いたり野菜焼いたり。ゴハンは鍋で炊いてる。

そんなんで冷蔵庫の中も総入れ替え、酒の軍団は前線崩壊でほぼ撤退。見事な敗戦だ。そんな時代が来るとは思わなかったぞ。
あ、酒止めたわけではないので誤解なきよう。

結果、調味料やら何やらの初期投資は多少かさんだものの食費は前年度比三分の二から半分に緊縮(飲み会は別)。ガス代増えたけど。

ま、おカネの話はさておき、自炊してわかったのは食材のレベルで何食べてるか把握できることだなあ。いい年してやっと気付いたかって言われそうだけど、ほんとグラム単位でわかってる。世の中のお母さんたちは毎日の食事で子供に食べさせてるものを把握してるわけだなあ。給食の献立が気になったり、買い食いさせたくないのも当然か。

とりあえず今晩の成分:

トリモモ肉約100g、エリンギ 1本、シメジ 1/3パック、マイタケ 1/3パック、タマネギ 1/4コ、白ワイン50cc
新ジャガ 4コ、ローズマリー 1本、ミニトマト 3コ
他、ニンニク、オリーブ油、塩、コショウ、パセリを各適当
ゴハン 1合

つうか、そもそも"男子"というにはおっさんだった。