“コンダラ”サッカー(@フクアリ)

9日のフクアリは楽しみだった。広島のサッカーを観たかった……確かめたかったというか。
1点も取られなくてよかったんだけど。

HT中、コンコースで見た西部さんは難しい顔してたなあ、すでにしんどそうだった。
千葉、ホーム初勝利!」から。

勝っても負けてもしんどい。どうも今季の千葉は「コンダラ」から逃れられそうもありません。でも、これをやり通せば、間違いなくタフにはなれそうです。


うん、むしろやり通すしかないか。

うちをけっこう気にしてくれてるキリタニブログには「千葉と広島の解放と自縛」というエントリ。

彼らの戦い方は、パスワークで相手を翻弄し、組織で崩して、ねじ伏せる…というものではないが、自らのウィークポイントを的確に踏まえたうえで、リスクの少ないところで、敵に最大限の脅威を与えるというリアリズムに根ざしたものである。


ミーシャが、広島が貫いてるロマンティシズム。羨望は大っぴらに潜んでた。きっかけを与えたら噴出し爆発してたろう。その意味でも負けられない戦いだった。

党首、フクアリに来てたんだねえ。「ジェフ千葉×サンフレッチェ広島」と。

今日はボールの支配率、シュートの本数と広島が圧倒した。
サッカーに芸術点があったら広島の圧勝だろう。
千葉はとにかく相手の良さを消して、特に後半は徹底的に守り倒した。

でもあれはあれでいいと思う。
私は「ブリテン島のフットボール」を堪能した。
ミラー監督は今までのJリーグに無かった発想、文化を持ち込んだ。
選手の持ち味も生かしている。
深井と巻、そして中後…。
やはり駒澤と親和性の高いサッカーである(笑)


ブリテン島"というより、その隣の島の愚直なサッカーを思い出した。ユニの色は緑色だけど。

とにかく、うちはリアリズムを、“コンダラ"サッカーを貫くしかなく。
残る三分の二シーズンでの進化、それはそれで十分楽しみだ。